昔、余ったマシンをNASに転向させる用途でこれを検討していた。
いまサイトを見ると、、8GBのRAMが必要との事。
....ぇ?単にファイル共有が欲しいだけなのに、要求スペックが高いような気がする。NAS4Freeが2GBほどなのだが...
http://www.freenas.org/download-freenas-release.htmlにて
の隣の
を押下する。
「FreeNAS-9.3-STABLE-201601181840.iso」(2016.01.30現在)
がダウンロードされる。
このファイルをUSBかCDROMに移す。移す方法はisoファイルを参照
ここではVMwareにてFreeNASを作ってみた。
VMwareにて先ほどのisoファイルをCDROMに見立て起動する。HDDはシステム側に8GB、ストレージ側に100GBを割り当てた。
インストール先をUSBメモリーにする事も出来るようで、そうなるとUSBでブートして、内蔵HDDを全てストレージに回す事も可能。
その際のUSBメモリーには最低8GB以上必要みたい。
参照http://www.freenas.org/hardware-requirements/index.html
boot後しばらく待つと「FreeNAS 9.3.1-STABLE Console Setup」画面が表示される。ここでは「1 Install/Upgrade」を選び「OK」を押下する。
次に、「Chose destination media」画面が表示され、FreeNASをインストールするディスクを上下キーで移動して、スペースキーで確定後、「OK」を押下する
「FreeNAS installation」画面で警告を了承して「OK」ボタンを押下する
FreeNASのrootのパスワードを設定する。パスワードを入力して「OK」ボタンを押下する。パスワードなしでもいいみたい。
インストールが開始される。
暫く立つとインストールが完了との画面が表示され、「OK」ボタンを押下する
すると初回の画面に戻るが、システムを一旦止めるために「4 Shutdown System」を選び「OK」ボタンを押下する
システム停止後にUSBメモリーを抜いて、再度FreeNASを起動する
起動後、コンソールには各種設定項目が並んでいる。内容はネットワーク関係が主。一応IPアドレスはDHCPより取得されwebサイトが利用可能になっている。
ここではIPアドレスを特定のIPアドレスに代える。
「Enter an option from 1-14:」にて「1」と入力して「1. Configure Network Interface」を行う
Enter an option from 1-14: 1 * 「1. Configure Network Interface」に入る
1) em0 *定義可能なインターフェースが列挙される
Select an interface (q to quit): 1 *設定対象となるインターフェース(em0)を指定する
Reset network configuration? (y/n) n *リセットではなく定義を行いたいので「n」を指定する
Configure interface for DHCP? (y/n) n *DHCP由来ではなく、IPアドレスを指定したいので「n」を指定する
Configure IPv4? (y/n) y *IPv4を設定したいので「y」を指定する
Interface name: em0 *インターフェースの名前は「em0」とした。「private」とかでも可
Servral input formats are supported
Example 1 CIDR Notation:
192.168.1.1/24
Example 2 IP and Netmask seperate:
IP: 192.168.1.1
Netmask: 255.255.255.0, /24 or 24
IPv4 Address: 192.168.0.70/24 *IPアドレスを指定する
Saving interface configuration: Ok *これでIPv4の設定が完了
Configure IPv6? (y/n) n *IPv6の設定を求むか問われ、使わないので「n」と入力する
以上で「1. Configure Network Interface」の設定は完了。画面は最初に戻る
次に「6. Configure DNS」を選び、DNSの設定を行う
Enter an option from 1-14: 6
DNS Domain [local]: sybyl.local *DNSドメイン名を入力する
Enter nameserver IPs, an empty value ends input
DNS Nameserver 1: 192.168.0.3 *DNSサーバを指定
DNS Nameserver 2: *2台目はないので、そのままリターンキーを入力する
以上で「6. Configure DNS」は完了。
次に「4. Configure Default Route」とゲートウエイの設定を行う。
Enter an option from 1-14: 4
Configure IPv4 Defalut Route? (y/n) y *「y」と入力する
IPv4 Default Route: 192.168.0.1 *ゲートウエイのIPアドレスを入力する
Saving IPv4 gateway: Ok
Configure IPv6 Default Route? (y/n) n *IPv6のゲートウエイを求められるが使わなので「n」と入力する
以上で、IPアドレス、DNS先、ゲートウエイIPアドレスが定義できた。
ブラウザにて定義したIPアドレス、もしくはその名前を入力してFreeNASにアクセスすると、ログインのためのアカウントとパスワードが求められる。初回に於いてはrootユーザのパスワードしか作成していないのでrootでログインを行う。
*パスワードは、インストール時に入力した値です
認証に成功すると、次に「Initial Wizard」ダイアログが表示されるが、「Exit」ボタンを押下してキャンセルします。
*あどで設定できるので
するとWeb画面が表示されます。
標準は英語表記のメニューとなっている。これを日本語メニューにするには
左ツリー「System」を展開して、「General」を選択する。すると右側で入力欄が示され、そのかなの
「Language(Require UI reload):」、「Console Keyboard Map:」、「Timezone:」を下記のようにして「Save」ボタンを押下する
そして、ブラウザの「再読み込み」ボタンをクリックする。すると画面が日本語に代わる。
参照するNTPサーバを登録します。ファイルサーバなので時間同期は必須です。
日本語表示に代わっているので、左ツリー「システム」を展開して、「基本設定」を選択する。
画面下部に「NTPサーバ」ボタンがあり、これを押下する。
規定で用意されているNTPサーバが表示される。
行を選択すると、画面下部に「Edit」と「Delete」ボタンが表示される。
行を選択して「Delete」ボタンを押して、全て削除して、ローカルのNTPサーバを登録するために「Add NTPサーバ」ボタンを押下する。
表示された「Add NTPサーバ」ダイアログ画面にて、ローカルのNTPサーバを指定して、「OK」ボタンを押下する。
「Add NTPサーバ」ダイアログ画面が消えて、NTPサーバ一覧画面が表示される。