FreeNASに内蔵しているHDD単体、まるごとiSCSIのターゲットにする他に
複数のHDDをまとめて、一つのデバイス/複数のパーティションにしてiSCSIターゲット、
単一/複数のHDDをまとめて、ファイルシステムの一部にしてファイルを作成してiSCSIターゲット
と方法はいくつもある。
ここでは単一のHDDをファイルシステムの一部としてFreeNASにマウントさせ、
ファイルを作り、それをiSCSIターゲットに仕上げてみる。
ブラウザ画面左のツリーから「ストレージ」->「ボリューム」->「ディスクの表示」を選択する。
ブラウザ左に「ディスクの表示」項目が立ち、現在FreeNASが認識しているストレージに変更可能なHDDが表示される。

160GBのHDDがada0として認識されている。
UFS Volume Managerを使います。
ブラウザ画面左のツリーから「ストレージ」->「ボリューム」->「UFS Volume Manager(Legacy)」を選択する。
新たに表示された「UFS Volume Manager(Legacy)」画面にて
ボリューム名項目は「iSCSI」
メンバディスク項目は「ada0(160GB)」を選択
カスタムパスを指定項目は非選択
として「ボリュームを追加」ボタンをクリックします。ボリューム追加作業が完了すると、ブラウザ画面左のツリーに
「ストレージ」->「ボリューム」->「/mnt/iSCSI」が表示される。

これは作成したボリュームが/mnt/iSCSIとしてマウントされている事を意味します。また、「ストレージ」->「ボリューム」->「ボリュームを表示」を選択すると利用可能容量が表示されます。

これでファイルシステムが完成しました。
*ZFS Volume Managerで運用するとボリューム/サブボリューム(Dataset)毎にスナップショットが撮影できる。透過的圧縮機能が使えるなど利便性は向上します。
/mnt/iSCSIにボリュームを設置したので、ここにiSCSIターゲットのファイルベースな「エクステント」を作成してみます。
ブラウザ画面左のツリーから「サービス」->「iSCSI」->「エクステントs」->「エクステントsを表示」を選択する。
画面右に現在の「エクステント」がリスト表示される。ここで同画面にある「Addエクステント」ボタンをクリックす。
新たに表示された「Addエクステント」画面で
エクステント名項目は「quorum」
エクステントタイプ項目は「ファイル」
Path to the extent項目は「/mnt/iSCSI/quorum.disk」
エクステントサイズ項目は「1GB」
コメントを入力して「OK」ボタンをクリックします。
その後、共有ディスクを目的にもう一つ作成します
エクステント名項目は「share」
エクステントタイプ項目は「ファイル」
Path to the extent項目は「/mnt/iSCSI/share.disk」
エクステントサイズ項目は「20GB」
コメントを入力して「OK」ボタンをクリックします。
「エクステント」のリストは下記のようになります。

これでファイルベースな「エクステント」が用意できる
ボリュームを作成すると、なぜかアラームが点灯します。ブラウザ画面右上の「Alert」です。
![]()
これをクリックすると、

と表示される。
No system pool configured, please configure one in Settings->Advanced->System dataset pool
なので、ブラウザ画面左のツリーから「システム」->「設定」を選択して、右側に「設定」項目を表示させる。
ここでサブメニューの「高度な設定」を選択する。

この中で、「System dataset pool」項目を見つけ、ブルダウン操作から作成した「iSCSI」ボリュームを選択して、「保存」ボタンをクリックします。
![]()
処理が行われ、ブラウザを再読み込みすると、アラートはなくなります。
*なぜ必要なのかが分からない....