ここでは仮想ではなく実際のマシンに対してFreeNASを作ってみる。
外付けUSBメモリーをFreeNASのシステム領域(OS領域)とさせて、本体に内蔵しているHDD全てをストレージとして提供してみる。ここでは8GBサイズのUSBメモリーを使いました。
肝心のマシン本体が古いせいかメモリーは2GBしか積んでいません。
するとFreeNASの機能の一つzfsが使えな(?)くなっている感じ。まぁーzfsを使うのなら8GBとか16GBほどのメモリーが必要なのでしょうけど....
http://www.freenas.org/download-releases.html よりUSBブートイメージを取得する。
「Alternative Downloads」欄の

を見つける。その右側に「64bitなら最低4GBは必須な」書かれているが、ここでは2GBのマシンしかないので「32bit」を選び Download ボタンをクリックする。クリックと同時にダウンロードが開始され、xzで圧縮された FreeNAS-9.2.1.5-RELEASE-x86.img.xzが得られる。
xzで圧縮されたファイルの解凍は7-Zipでできる。既に7-Zipがインストールされていれば、このダウンロードしたxzファイルを選択して、右クリックして[7-Zip]->[開く]を選択して、

中身を確認します。

ファイルの中身を展開するために、上部メニューの[展開]ボタンをクリックします。するとどこに展開するかが問われます。

容量的に問題がなければ、[OK]ボタンを押して、解凍させます。

これでUSBメモリーに書き込むディスクイメージファイル FreeNAS-9.2.1.5-RELEASE-x86.img を得た。
次に、この解凍したファイル「FreeNAS-9.2.1.5-RELEASE-x86.img」をUSBメモリーに書き込みます。ただimgファイルを単にUSBメモリーにコピーすれば済むものではありません。ツールを使って書き込む必要があります。
そのツールは数多くありますが、ここではWin32 Disk Imagerを使用した。
本家様 http://sourceforge.jp/projects/sfnet_win32diskimager/
上記のサイトからWin32 Disk Imagerのインストーラが含まれていない Win32DiskImager-0.9.5-binary.zip をダウンロード
*別にインストーラが付いているWin32DiskImager-0.9.5-install.exeでも構わないが、正式にインストールしたい訳でもないので。
取得したWin32DiskImager-0.9.5-binary.zipを解凍して、中にあるWin32DiskImager.exeを起動させる。

Win32DiskImager画面の[ImageFile]に先ほど解凍したファイルを指定して、[Device]には、イメージを書き写すUSBメモリーを当てます。ここではEドライブがUSBメモリーとなっている。そして、[Write]ボタンをクリックしてimgファイルを書き写します。

書込みが開始され、

[Write Successful]と表示されれば終わり。

[OK]ボタンを押して作業は完了。「ハードウエアを安全に取り外してメディアを取り出す」からUSBメモリーを指定して抜き取る。
この作成したUSBメモリーを対象のマシンに挿入して、起動させます。
BIOSらを調整してUSBメモリーからブートするように調整が必要かもしれない。
起動に成功すると画面に下記のようなメッセージが表示されます。

文字に移すと
FreeBSD/i386 (freenas.local)(ttyv0)
Console setup
--------------
1) Configure Network Interfaces
2) Configure Link Aggregation
3) Configure VLAN Interface
4) Configure Default Route
5) Configure Static Route
6) Configure DNS
7) Reset WebGUI login credentials
8) Reset to factory defaults
9) Shell
10) Reboot
11) Shutdown
You may try the following URLs to access the web user interface:
http://192.168.0.75/
Enter an option from 1-11:ネットワーク上にDHCPサービスがあれば、そこから適切なIPを与えられ付与される。自動で割り与えれた後ならweb経由でIPアドレスの変更は可能である。だが、もしDHCPサーバがなければ、webを経由せず、このコンソール画面で 1) を選択して適当なIPを振りつける必要があります。
以降の構築は指定されたIPのWebサイトで行います。
インストール直後に指定されたURLをwebブラウザで訪れるとパスワードの変更を求められる。

適当な文言を入れてパスワードを定義します。

上記のパスワードは、rootアカウントのパスワードになる。
パスワードの設定が完了すると初期画面が表示される。

これで完了