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CentOS 7にてJavaアプリケーションを使うには、単に
[root@c ~]# yum install java
でjavaに必要な関連パッケージも合わせてインストールされる。
インストールしてたならOS提供の最新バージョンのjavaがインストールされる。
[root@c ~]# alternatives --config java
1 プログラムがあり 'java' を提供します。
選択 コマンド
-----------------------------------------------
*+ 1 /usr/lib/jvm/java-1.8.0-openjdk-1.8.0.101-3.b13.el7_2.x86_64/jre/bin/java
Enter を押して現在の選択 [+] を保持するか、選択番号を入力します:
[root@c ~]#
もし一世代前のjavaが必要なら
[root@c ~]# yum install java-1.7.0-openjdk
とインストールして、alternatives で変更可能です。
[root@c ~]# alternatives --config java
2 プログラムがあり 'java' を提供します。
選択 コマンド
-----------------------------------------------
*+ 1 /usr/lib/jvm/java-1.8.0-openjdk-1.8.0.101-3.b13.el7_2.x86_64/jre/bin/java
2 /usr/lib/jvm/java-1.7.0-openjdk-1.7.0.111-2.6.7.2.el7_2.x86_64/jre/bin/java
Enter を押して現在の選択 [+] を保持するか、選択番号を入力します:
[root@c ~]#
Java開発環境 †
前述は単にjavaアプリケーションの実行環境を整備するお話。
javaのコードからJavaバイトコードを得るのに必要。
これも
[root@c ~]# yum install java-1.8.0-openjdk-deve
で整備される。こちらも前のバージョンを使いたい場合、まずその前のバージョンの開発環境をインストールして、alternatives で切り替える。この際は、javacを対象にします。
[root@c ~]# yum install java-1.7.0-openjdk-deve
[root@c ~]# alternatives --config javac
2 プログラムがあり 'javac' を提供します。
選択 コマンド
-----------------------------------------------
*+ 1 /usr/lib/jvm/java-1.8.0-openjdk-1.8.0.101-3.b13.el7_2.x86_64/bin/javac
2 /usr/lib/jvm/java-1.7.0-openjdk-1.7.0.111-2.6.7.2.el7_2.x86_64/bin/javac
Enter を押して現在の選択 [+] を保持するか、選択番号を入力します:
[root@c ~]#
windowsPCでjava環境(含むjdk)を用意する †
自動インストールで最新バージョンをお知らせしてくれるのは、いいのだが、やや面倒。
以前はzipファイルで提供していたのが、いまはなく、exeで提供しているjdk。タスクスケジュールとかに仕込ませるためかな。
っで、同様に考えている方も多いのかexeからzip様式なインストールを示している方がいた。
http://stackoverflow.com/questions/1619662/how-can-i-get-the-latest-jre-jdk-as-a-zip-file-rather-than-exe-or-msi-installe
これに従い進める。
まず、最新版のJDKをここから入手します。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
オラクルさんです。160730現在の画面が下記で、その中の「Java Download」(Java Platform (JDK) 8u101 / 8u102)リンクを押下します。

「Java SE Development Kit 8 Downloads」に移り、「Java SE Development Kit 8u101」に各プラットホームごとにパッケージが提示されている。それから目的のパッケージを押下する。ここではjdk-8u101-windows-x64.exeを選んだ(windows7 64bitなため)

次に7-Zipでこのファイルを開きます。ダウンロードしたファイルはどこにおいても構わないが、
ここではC:\TEMPにおいて、7-Zip File Managerで開いた。
jdk-8u101-windows-x64.exeを選択して、7-Zip File Managerの「展開」ボタンを押下する。

「展開」画面が表示され、展開場所はそのままで、「OK」ボタンを押下する。
ここでは、「jdk-8u101-windows-x64」フォルダが新たに用意され、そこに展開される。

展開してみると、「tools.zip」なるファイルがひつだけ入っている。
jdk-8u101-windows-x64.exeは、7-Zipで展開可能なファイルで、中は「tools.zip」なるファイルであったとなる。

この「tools.zip」を展開します。ファイルを選択して、右クリックから「すてべ展開..」を選び、

現れた「圧縮(ZIP形式)フォルダーの展開」画面で展開場所を「C:\TEMP\jdk-8u101-windows-x64\tools」として「展開」ボタンを押下します。

これで「C:\TEMP\jdk-8u101-windows-x64\tools」が以前zipファイルでjava jdkを提供した形になるのだが、
もうあと一段階作業がある。packファイルのjarファイル化である。これは同封の「bin\unpack200.exe」コマンドで行える。
コマンドプロンプトを立ち上げて、「C:\TEMP\jdk-8u101-windows-x64\tools」フォルダに移動してスクリプトを実行する
Z:\> cd /d C:\TEMP\jdk-8u101-windows-x64\tools
C:\TEMP\jdk-8u101-windows-x64\tools> for /r %x in (*.pack) do .\bin\unpack200.exe -r "%x" "%~dx%~px%~nx.jar"
これでpackファイルがjarファイルに変換された。
こうしてできたtoolsフォルダを「C:\Program Files\java\8u101」にコピーします。(ここら辺は好みです)

*「C:\TEMP\jdk-8u101-windows-x64\tools\bin」が、「C:\Program Files\java\8u101\bin」な感じに
最後に環境設定を行います。
「スタート」->「コントロールパネル」->「システム」から「システムの詳細設定」リンクを押下して「システムのプロパティ」を開きます。その「詳細設定」タブの「環境変数..」ボタンを押下して、「環境変数」画面を表示します。
その「環境変数」画面下部の「システム環境変数」の「新規..」ボタンを押下します。

「新しいシステム変数」画面にて「変数名」には「java」、「変数値」には「C:\Program Files\java\8u101\bin」を入力して「OK」ボタンを押下します。

そして、この作ったjava変数名をPATHに加えます。
「システム環境変数」から変数名「PATH」を選び、「編集..」ボタンを押下します。
表示された「システム変数の編集」画面にて、「変数値」の最後に「;%java%」を追記して「OK」ボタンを押下します。

これでjavaが使えるようになりました。
あたらなコマンドプロンプトを立ち上げて、「java -version」と入力すると

となる。