Relionからジョブ管理システムOpenPBSにジョブを投入すると失敗します.
OpenPBSのバージョンにも寄りますが、v19.1.1以降はダメみたい.
大丈夫なのは 14.1.2 と 18.1.4
原因はOpenPBSがジョブ名称[-N]に「/(スラッシュ)」を含むと「変な文字がありますよ」ってエラーにするため.
Relionの「Running」タブで「Queue submit command」でジョブ名称を上書きするように
「qsub -N 2DClass」
と記載すれば回避されます.

っが面倒くさい.
ならqsub.shの「#PBS -N XXXnameXXX」を「#PBS -N relion_job」として名称を統一するのも宜しいかと.
...何のジョブを走らせているかが不明で困る...
ここでは OpenPBS を修正してジョブ名に「/(スラッシュ)」が入ってもジョブが流れるようにしてみます.
以前はrelion側で修正の場合とかを掲示しましたが、削除しました
Relionを改修せずそのままとして、ジョブ管理システムOpenPBSを修正するなら
まずgitでソースコードを拾って、最新版v20.0.1(2021.01時点)に移り
git clone https://github.com/openpbs/openpbs
cd openpbs
git checkout -b v20.0.1 refs/tags/v20.0.1エラーと指摘される判断部分(src/lib/Libcmds/ck_job_name.c)に手を加える
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この修正を含むソースパッケージ(tar.gz)を下記のようにして作って、specファイルもrpmbuildに写します.
cd ..
tar --exclude-vcs --transform 's/openpbs/openpbs-20.0.1/' -cvzf ~/rpmbuild/SOURCES/openpbs-20.0.1.tar.gz openpbs
cp openpbs/openpbs.spec ~/rpmbuild/SPEC/一応ソースを弄ったのでpbs_releaseを「c1」とします.
またpbs_homeもちょいと弄ります.
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こうして rpmbuild でパッケージを作ります
rpmbuild -ba rpmbuild/SPECS/openpbs.specできたパッケージは
ls -l rpmbuild/RPMS/x86_64/openpbs-*c1*
-rw-r--r-- 1 root root 1857224 Jan 3 12:43 rpmbuild/RPMS/x86_64/openpbs-client-20.0.1-c1.x86_64.rpm
-rw-r--r-- 1 root root 8076836 Jan 3 12:43 rpmbuild/RPMS/x86_64/openpbs-debuginfo-20.0.1-c1.x86_64.rpm
-rw-r--r-- 1 root root 428728 Jan 3 12:43 rpmbuild/RPMS/x86_64/openpbs-devel-20.0.1-c1.x86_64.rpm
-rw-r--r-- 1 root root 2256884 Jan 3 12:43 rpmbuild/RPMS/x86_64/openpbs-execution-20.0.1-c1.x86_64.rpm
-rw-r--r-- 1 root root 3418256 Jan 3 12:43 rpmbuild/RPMS/x86_64/openpbs-server-20.0.1-c1.x86_64.rpmとなります。
以降のインストール・設定はOpenPBSを参照してください
これでジョブタイトルに[/(スラッシュ)]が入ってもジョブがそのまま実行されます
留意
qsub.shの内容にも寄りますが、「#PBS -o <標準出力先>」「#PBS -e <標準エラー先>」を明記しないと
タイトル名に「.o<ジョブID>」「.e<ジョブID>」が付いたそれぞれのファイルが用意されます。
末尾が「/(スラッシュ)」で終わっていると標準出力、標準エラーは共に不可視ファイルな「.o<ジョブID>」「.e<ジョブID>」となります。