全体的に未完成ですから...

SharePoint

ユーザ認証やらデータの閲覧制限、他文書との連携・検索を考慮するとSharePointってかなり基盤として
充実しているように思える。各種のユーザ向けWebサイトに携わったが、言語・スクリプト以上の所から
作れるのは嬉しい。クライアント-サーバ系ではFileMaker。Web系ならこれなのかも。
当然規模・用途により適合しないことは多々あるでしょうが。
基本的にWindowsServerを持っていれば追加負担なしでWebアプリケーションが作れるので、小規模で使える
化合物データ(構造式・アッセイ)および文書データ管理にはちょうどいいのかも。
っで、試そうとしているわけであるのだが。
先日、国内のグループウェア会社さんのツールを拝見することができた。ぁ、こっちの方がもっと楽なのかもと感想を持った。
自分らで作る利点とコスト、リスクとベネフィットを勘案してあっちの方がいいという選択の結果、あの会社は
皆に受けいられて、成長しているのだろう。ここはそのような物から零れたニッチな物をめざせればと。

組み合わせ

ライセンス的には調査は必須なのだろうが

ADDBSQL(MSSQL2008r2系)SPS2010系備考
windows謹製win2k8r2MSSQL Express(無償)SharePoint Foundation(無償)
windows謹製win2k8r2MSSQL StandardSharePoint Foundation(無償)
windows謹製win2k8r2MSSQL StandardSharePoint Foundation(無償) + Reporting Services アドイン(無償)
windows謹製win2k8r2MSSQL StandardSharePoint Standard
windows謹製win2k8r2MSSQL StandardSharePoint Enterprise

*Reporting Services アドイン: http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=622
*ADがwindows謹製ならwindows CALは人数分必要で、SQLが必須なので利用人数分のMSSQL-CALが加わり、SPSはFoundationなら不要だが、StandardならSPS-Standard-CALが必要で、さらにEnterpriseを使うなら追加でSPS-Enterprise-CALが必要との事らしい。
もし、windows謹製ADではなくLDAP/samba4なら、MSSQLがExpress、SPSがFoundationだとCAL料金無料?
っな訳なくDB側にwindows CALが必要みたい。

インストール

めも

MSSQL Reporting ServiceをSharePointで表示

MSSQL Standard + SharePoint Foundation + Reporting Services アドインが構成されているものとします。
[スタート]->[Microsoft SharePoint 2010 Products]->[SharePoint2010サーバの全体管理]を起動して、右側ツリーから「アプリケーションの全体管理」を選択します。そこに「Reporting Services」の項目がなければ、http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=622 よりアドインのを取得してインストールが必要です。
2012y09m01d_235148336.png
[Reporting Services統合]をクリックして、SharePointとReportingServiceを統合させる設定を行います。
まず、[レポートサーバWebサービスのURL]ですが、これは[スタート]->[Microsoft SQL Server 2008 R2]->[構成ツール]->[Reporting Services構成マネージャ]を起動させ、接続先w2\sharepointの[WebサービスURL]をクリックします。そこにレポートサーバWebサービスのURLと書かれた箇所があります。この値を当てます。
2012y09m01d_235838592.pngから
2012y09m01d_235935920.pngへ。
そして、認証モードは「信頼済みアカウント」、資格情報はw2マシンのadministratorを当てます。
2012y09m02d_000103960.png
成功すれば下記画面になります。
2012y09m02d_000330234.png
これでひとまず成功。

クライアントマシンからReportingServicesを利用する

めも

AdventureWorks2008R2 without filestreamなmssqlのデータファイル「AdventureWorks2008R2 Data File」を取得
http://msftdbprodsamples.codeplex.com/releases/view/59211

まず[共有ドキュメント]リンクを使って
2012y09m03d_234833472.png
ReportingService向けのファイルをuploadします。
2012y09m03d_235219427.png
そして、新しいページでwebツールに report service を組み込んで
2012y09m03d_235401583.png
先ほど[共有ドキュメント]に挙げたファイルを指定して
2012y09m03d_235415077.png
ここでは失敗したが、権限問題である。
2012y09m03d_235455887.png
っで、認証をwindows認証にしたら
2012y09m04d_000230597.png
できた。
2012y08m16d_215117695.png
表示しているのはサンプルadventureworks2008r2のデータで、単純なリストだけ。
なるほど、SQLServerにデータさえアップできれば、SharePointを使って公開可能と。

SharePoint Designer

ぐぐると
「SharePoint サイトを作成およびカスタマイズし、SharePoint プラットフォームでワークフロー対応のアプリケーションおよびレポート ツールを構築するための強力なツールです」
とある。まぁーSharePointがサーバとして存在して、そのコンテンツをIEでクライアントが作成・修正するのだが、
この作成修正部分の強力なツールとしてこれがあるのかな。ならSharePointDesignerはクライアント側にインストールする必要があり、
サーバ側には必須ではないかと。まぁーサーバ機でコンテンツを作るのなら別でしょうが...
っで、取得は ここより可能らしい http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=24309
ダウンロードした SharePointDesigner.exe をダブルクリックすると
2012y09m01d_230008130.png
と表示される。インストールしたSharePoint Designerを起動させると下記画面が表示される。
2012y09m01d_231617081.png
っが、どうやらこれを使ってページを調整できるのは
 フルコントロール:完全な制御が可能なユーザ
 デザイン:表示、追加、更新、削除、承認、カスタマイズができるユーザ
 投稿:リストアイテムとドキュメントを表示、追加、更新及び削除ができるユーザ
 閲覧:ページとリストアイテムの表示、およびドキュメントのダウンロードができるユーザ
これらの権限のうち上位2つまで。その2つに入っていれば、SharePoint Designerは使えそうで、クライアントIEで表示されたSharePointの画面から
SharePointDesignerを立ち上げて修正ができるようだ。
こんな感じで、
2012y09m01d_234207828.png

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Last-modified: 2012-09-04 (火) 22:42:13