/Appl(NFS)に配置したアプリ関係は CacheFS とか使ってローカルにキャッシュさせて使えばいいのでは?っと思って実践。 NFSclient側でNFSを高速にアシストする仕組み 単にNFSclient側でローカルのストレージをキャッシュデバイスに仕立てている。 処理時間が短く、何度も呼び出されるようなプログラムなら有効かな。 /home(NFS)とか/Appl(NFS)とかに有効かと思っているが、実際に早くなったかは未検証。 ***導入 [#sa3f4a8e] NFSクライアント側に設置します。 キャッシュ場所は、SSDデバイス由来になる /scratch/fscache を宛てた そして、デーモンを起動する #code(nonumber){{ [root@c101 ~]# yum -y install cachefilesd [root@c101 ~]# mkdir /scratch/fscache [root@c101 ~]# vi /etc/cachefilesd.conf : dir /scratch/fscache : [root@c101 ~]# systemctl enable cachefilesd [root@c101 ~]# systemctl start cachefilesd }} ***mount [#p08a36ca] /etc/fstabを修正します。 NFSマウントを行う箇所にオプションとして「fsc」を加える。あとはremountとか再起動します #code(nonumber){{ [root@c101 ~]# vi /etc/fstab : c:/Appl /Appl nfs fsc,hard,intr 0 0 c:/home /home nfs fsc,hard,intr,defaults 0 0 c:/Appl /Appl nfs fsc,hard,intr,defaults 0 0 : }} &color(white,blue){懸念箇所}; NFSClientのローカルにNFSサーバのデータがキャッシュされるので、clientで繰り返し読み出されるデータなら有効かも その際、NFSserver側のexportfsのオプションが気になる #code(nonumber){{ /Appl 192.168.0.*(rw,async,no_root_squash) /home 192.168.0.*(rw,async,no_root_squash) }} このとき非同期なのでclinet側でのNFSの速度は速まるが、clientによって更新され、その更新データが読み込まれる場合、 CacheFSによって未同期のデータが読まれるのだろうか? CacheFSを使うのなら、対象のデバイスは #code(nonumber){{ /Appl 192.168.0.*(rw,sync,no_root_squash) /home 192.168.0.*(rw,sync,no_root_squash) }} とすべきなのか....