本家様 [[http://www.freenas.org>+http://www.freenas.org]] 昔、余ったマシンをNASに転向させる用途でこれを検討していた。 いまサイトを見ると、、8GBのRAMが必要との事。 ....ぇ?単にファイル共有が欲しいだけなのに、要求スペックが高いような気がする。NAS4Freeが2GBほどなのだが... [[FreeNAS/sambaへ参加]] 過去[[FreeNAS-9.2]] [[FreeNAS7]] ***FreeNASのisoを取得 [#we881d79] [[http://www.freenas.org/download-freenas-release.html>+http://www.freenas.org/download-freenas-release.html]]にて &ref(2016y01m30d_182922537.png,nolink); の隣の &ref(2016y01m30d_191807064.png,nolink); を押下する。 「FreeNAS-9.3-STABLE-201601181840.iso」(2016.01.30現在) がダウンロードされる。 このファイルをUSBかCDROMに移す。移す方法は[[isoファイル]]を参照 ここではVMwareにてFreeNASを作ってみた。 ***インストール [#d09ce60b] VMwareにて先ほどのisoファイルをCDROMに見立て起動する。HDDはシステム側に8GB、ストレージ側に100GBを割り当てた。 インストール先をUSBメモリーにする事も出来るようで、そうなるとUSBでブートして、内蔵HDDを全てストレージに回す事も可能。 その際のUSBメモリーには最低8GB以上必要みたい。 参照[[http://www.freenas.org/hardware-requirements/index.html>+http://www.freenas.org/hardware-requirements/index.html]] boot後しばらく待つと「FreeNAS 9.3.1-STABLE Console Setup」画面が表示される。ここでは「1 Install/Upgrade」を選び「OK」を押下する。 &ref(2016y01m30d_201620706.png,nolink); 次に、「Chose destination media」画面が表示され、FreeNASをインストールするディスクを上下キーで移動して、スペースキーで確定後、「OK」を押下する &ref(2016y01m30d_202231761.png,nolink); 「FreeNAS installation」画面で警告を了承して「OK」ボタンを押下する &ref(2016y01m30d_202535673.png,nolink); FreeNASのrootのパスワードを設定する。パスワードを入力して「OK」ボタンを押下する。パスワードなしでもいいみたい。 &ref(2016y01m30d_202732920.png,nolink); インストールが開始される。 &ref(2016y01m30d_202925352.png,nolink); 暫く立つとインストールが完了との画面が表示され、「OK」ボタンを押下する &ref(2016y01m30d_203104969.png,nolink); すると初回の画面に戻るが、システムを一旦止めるために「4 Shutdown System」を選び「OK」ボタンを押下する &ref(2016y01m30d_203311656.png,nolink); システム停止後にUSBメモリーを抜いて、再度FreeNASを起動する ***FreeNAS設定(ネットワーク) [#ieac11b1] 起動後、コンソールには各種設定項目が並んでいる。内容はネットワーク関係が主。一応IPアドレスはDHCPより取得されwebサイトが利用可能になっている。 &ref(2016y01m30d_205101972.png,nolink); ここではIPアドレスを特定のIPアドレスに代える。 「Enter an option from 1-14:」にて「1」と入力して「1. Configure Network Interface」を行う #code(nonumber){{ Enter an option from 1-14: 1 * 「1. Configure Network Interface」に入る 1) em0 *定義可能なインターフェースが列挙される Select an interface (q to quit): 1 *設定対象となるインターフェース(em0)を指定する Reset network configuration? (y/n) n *リセットではなく定義を行いたいので「n」を指定する Configure interface for DHCP? (y/n) n *DHCP由来ではなく、IPアドレスを指定したいので「n」を指定する Configure IPv4? (y/n) y *IPv4を設定したいので「y」を指定する Interface name: em0 *インターフェースの名前は「em0」とした。「private」とかでも可 Servral input formats are supported Example 1 CIDR Notation: 192.168.1.1/24 Example 2 IP and Netmask seperate: IP: 192.168.1.1 Netmask: 255.255.255.0, /24 or 24 IPv4 Address: 192.168.0.70/24 *IPアドレスを指定する Saving interface configuration: Ok *これでIPv4の設定が完了 Configure IPv6? (y/n) n *IPv6の設定を求むか問われ、使わないので「n」と入力する }} 以上で「1. Configure Network Interface」の設定は完了。画面は最初に戻る 次に「6. Configure DNS」を選び、DNSの設定を行う #code(nonumber){{ Enter an option from 1-14: 6 DNS Domain [local]: sybyl.local *DNSドメイン名を入力する Enter nameserver IPs, an empty value ends input DNS Nameserver 1: 192.168.0.3 *DNSサーバを指定 DNS Nameserver 2: *2台目はないので、そのままリターンキーを入力する }} 以上で「6. Configure DNS」は完了。 次に「4. Configure Default Route」とゲートウエイの設定を行う。 #code(nonumber){{ Enter an option from 1-14: 4 Configure IPv4 Defalut Route? (y/n) y *「y」と入力する IPv4 Default Route: 192.168.0.1 *ゲートウエイのIPアドレスを入力する Saving IPv4 gateway: Ok Configure IPv6 Default Route? (y/n) n *IPv6のゲートウエイを求められるが使わなので「n」と入力する }} 以上で、IPアドレス、DNS先、ゲートウエイIPアドレスが定義できた。 ***ブラウザアクセス [#s0c51314] ブラウザにて定義したIPアドレス、もしくはその名前を入力してFreeNASにアクセスすると、ログインのためのアカウントとパスワードが求められる。初回に於いてはrootユーザのパスワードしか作成していないのでrootでログインを行う。 &color(red){*};&size(10){パスワードは、インストール時に入力した値です}; &ref(2016y01m31d_020402464.png,nolink); 認証に成功すると、次に「Initial Wizard」ダイアログが表示されるが、「Exit」ボタンを押下してキャンセルします。 &color(red){*};&size(10){あどで設定できるので}; &ref(2016y01m31d_142220320.png,nolink); するとWeb画面が表示されます。 &ref(2016y01m31d_020742885.png,nolink); ***日本語化 [#ue22ee9c] 標準は英語表記のメニューとなっている。これを日本語メニューにするには 左ツリー「System」を展開して、「General」を選択する。すると右側で入力欄が示され、そのかなの 「Language(Require UI reload):」、「Console Keyboard Map:」、「Timezone:」を下記のようにして「Save」ボタンを押下する &ref(2016y01m31d_021159258.png,nolink); そして、ブラウザの「再読み込み」ボタンをクリックする。すると画面が日本語に代わる。 ***時計合わせ [#r1d6a71e] 参照するNTPサーバを登録します。ファイルサーバなので時間同期は必須です。 日本語表示に代わっているので、左ツリー「システム」を展開して、「基本設定」を選択する。 画面下部に「NTPサーバ」ボタンがあり、これを押下する。 規定で用意されているNTPサーバが表示される。 行を選択すると、画面下部に「Edit」と「Delete」ボタンが表示される。 &ref(2016y01m31d_143400393.png,nolink); 行を選択して「Delete」ボタンを押して、全て削除して、ローカルのNTPサーバを登録するために「Add NTPサーバ」ボタンを押下する。 &ref(2016y01m31d_143718351.png,nolink); 表示された「Add NTPサーバ」ダイアログ画面にて、ローカルのNTPサーバを指定して、「OK」ボタンを押下する。 &ref(2016y01m31d_143905993.png,nolink); 「Add NTPサーバ」ダイアログ画面が消えて、NTPサーバ一覧画面が表示される。 &ref(2016y01m31d_143959928.png,nolink);