本家様 https://cygwin.com/index.html
windows環境でUnixなコマンドを使える
っが、windows10で出された「Bash on Ubuntu on Windows」で大抵のUnixコマンドが使えるので不要かな?って思うのだが、
フリーなXwindowサーバとして「Cygwin/X」の価値は高いと思っている。Xmingもあるけどね
ここでは cygwin/x を取り上げます
インストールアプリの取得 †
https://x.cygwin.com/
から「setup-x86_64.exe」を取得します
*https://cygwin.com/install.htmlに記載されている setup-x86_64.exe と同じURLみたい
取得したアプリをダブルクリックで起動します

セットアップ画面が現れ適時進めます

- Choose A Download Source画面
「Install from Internet」を選択
- Select Root Install Directory画面
「Root Directory」には「C:\cygwin64」、「Install for」は「All Users」を選択
- Select Local Package Directory画面
「Local Package Directory」には既定値を選択
- Select Your Internet Connection画面
「Direct Connection」を選択
- Choose A Download Site画面
日本のサイトであればいいのかなと
- Select Packages画面
パッケージの選択画面が表示される

ここで「X11」カテゴリの「xinit」パッケージを選択して、「次へ」ボタンを押下する
「New」欄の「Skip」欄をクリックすると、xinitのバージョンは2つ(「1.3.4-12」と「1.3.4-14」)存在したが最新を選択
*opensshも追加します

- Resolving Dependencies画面
選択したパッケージ、最低限でインストールされるパッケージに必須な関連パッケージが表示されます。「次へ」ボタンを押下
- Progress画面
ダウンロード先からパッケージが取得され、インストールが行われてます

- Create Icons画面
ディスクトップ上にiconを置く、メニューに追加するなど選べますが、お好みで。「完了」ボタンを押下して終了
使用する †
メニューから「Cygwin-X」フォルダに「XWin Server」が存在します。これを選択してX-window serverを起動させます

すると通知領域に「XWin Server」のアイコンが立ちます。そして、そのアイコンを右クリックしてメニューから「システムツール」「Cygwin Terminal」と選択します。

windowsPCに「Cygwin Terminal」が表示され、sshでXマシンにログインして、Xアプリケーションを実行します

VirtualGLを使う †
既にCygwin/Xはインストール済みである。これにVirtualGLを加えるには、「setup-x86_64.exe」を実行して追加ライブラリをインストールします
まずは、「setup-x86_64.exe」を起動して、「Select Packages」画面まで進みます。
追加するのは、libGL、libGLU、libstdc++、libX11、libXext、openssh、xorg-server、xauthだが、既にインストールされているのが多くlibGLUのみ追加インストールします。
次に、VirtualGL.
方法は、http://www.virtualgl.org/Documentation/Cygwin
が分かりやすい
コマンドプロンプトを立ち上げて、「setup-x86_64.exe」の場所にて
として起動する。「Choose A Download Site」画面まで「次へ」ボタンを押下して、
「User URL:」に「http://sourceforge.net/projects/virtualgl/files/cygwin」と記載して、「Add」ボタンを押下する

すると、sourceforgeが追加される。
このsouceforge.netを選択して、「次へ」ボタンを押下します。

途中「Progess」画面になるが、最後に「Select Package」画面に移ります
Viewの選択欄で「Category」を選択して、「VirtualGL」カテゴリにてパッケージ「VirtualGL」を選び、「次へ」ボタンを押下

「Resolving Dependencies」画面が表示され、「VirtualGL」に必須なパッケージとして「libturbojpeg0」が選択されているのを確認して「次へ」ボタンを押下します

インストールが完了するとCreate Icons画面が表示され、ディスクトップ上にiconを置く、メニューに追加するなど選べますが、お好みで。「完了」ボタンを押下して終了
VirtualGLのテスト †
スタートメニューから「XWin Server」を起動します。
次に「cygwin terminal」を起動してその端末内で「vglconnect」で相手先に接続します。そして接続先でopenGLなアプリを実行します(vglrunを前部に置いて)
$ /opt/VirtualGL/bin/vglconnect illya@e
[illya@e ~]$ /opt/VirtualGL/bin/vglrun \
/usr/local/cuda/NVIDIA_CUDA-8.0_Samples/bin/x86_64/linux/release/particles
すると新たな画面が立ち上がり、下記のようなopenGLアプリが表示されます
