ipmi: Intelligent Platform Management Interface
OSに依存せず、マシンの遠隔操作(Bios操作も含む)、センサー監視が出来る。
ほとんどOSがハングした際、現地に行かなくともネット経由で再起動できるのが嬉しい。
あとマシンの消費電力とかも分かるのもいい。
*一応、Linuxにはwatchdocでの自己監視、カーネルパニック時の自動再起動とかあるけど
/etc/sysctl.confにkernel.panic = 10を追記(カーネルパニックの10秒後に再起動)、sysctl -pで反映
ここでは ASRockRackのipmi(ASPEED 2300チップ)を試してみた
ipmi/connection
ipmi/cmd
ipmi/power
ipmi向けのLANポートを繋げ、そのipを叩くと
とヘッダーのほか、ログイン入力フォームが表示される。
ユーザ名とパスワードはマニュアルを参照してください。
この画面からも分かるように日本語化されている。加えログイン後の画面も丁寧に日本語化されている。
リモートから電源を操作してみます。
メニューの「リモートコントロール」から「電源管理」を選ぶと下図の様な画面になります。
現在は電源オフだが、「サーバー電源オン」を選択して、右下の「アクション実行」ボタンを押下すればマシンは起動します。
メニューの「リモートコントロール」から「コンソールリダイレクション」を開き、「Javaコンソール」ボタンを押下するとJavaアプリケーションが起動して、サーバのコンソール画面が表示されます
ですが、Javaの設定によっては起動しない場合がある。その際は「javacpl.exe」コマンドを実行して、Javaコントロール・パネルを開き、
上部のタブから「セキュリティ」を選んで、「ブラウザでJavaコンテンツを有効にする」にチェックを加えます。
次に、その同一画面の「例外サイト・リスト」欄から「サイト・リスト編集...」ボタンを押下します。
そこで、アクセスしてて居るipmiのアドレスを入力します。
登録後「例外サイト・リスト」欄にipmiサイトが登録されたことを確認します。
前段に戻り、「Javaコンソール」ボタンを押下すると、「jviewer.jnlp」ファイルがダウンロード可能になります。これを「javaws.exe」(Java(TM) Web Start Launcher)にて実行します
*一度ダウンロードしてから実行しても構わない。ただしブラウザを閉じるとこの「jviewer.jnlp」の効力は消える
コンソール画面は下図の様になります。
先ほどの、「電源管理」メニューから実行しても構わないが、「Javaコンソール」のメニュー「電源管理」から「サーバー電源オン」でも、
「Javaコンソール」の右端にある電源ボタンを押下して起動させることが出来ます。
ブラウザ越しにローカルにあるisoファイルを読み込ませることが可能
「Javaコンソール」メニューの「メディア」から「バーチャルメディアウイザード」を選択して、「バーチャルメディア」画面を表示させます。
ここでは、参照ボタンからCentOS7のisoファイルを指定している
その後、「CD/DVDに接続」ボタンを押下すれば、「Javaコンソール」にて有効になる。CD/DVDのアイコンの色が変更されます
これで「Javaコンソール」の電源ボタンを押下すれば、OSのインストールが始まる。
*当然、biosのboot優先順位に従うので、起動中にF2とかでbios画面に入り調整は必要です
これでリモートからのOSインストールらは可能になるかと