pbsproのパッケージにはVisual Studio 2008向けのslnが用意されている。
これを使ってwindowsバイナリを作ってみる
参照先https://pbspro.atlassian.net/wiki/spaces/PBSPro/pages/68878445/Building+PBS+Professional+Under+Windows

ここではwindows7Pro64bitを対象にしてます
すべて管理者権限で行ってます
参照先ではlocalのadministratorで行っているようです。ここでもそれを踏襲しています

TORQUEにはcygwinでのコンパイル方法が記載されているが、上手く行ったことがない...

Install MinGW and MSYS

https://sourceforge.net/projects/mingw/から下記ダウンロードボタンをクリックして「mingw-get-setup.exe」を取得します
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ダウンロードしたファイルはこんなアイコンをしています。
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これをダブルクリックして、
「MinGW Installation Manager Setup Tool」を起動させます。画面下部の「Install」ボタンを押下します。
2017y10m21d_142636849.png
「Step 1:Specify Installation Preferences」画面に移り、
Installation Directoryは「C:\MinGW」(既定値)として、
2017y10m21d_142847198.png
「User Interface Options」の欄も既定のままにして画面下部の「Continue」ボタンを押下します
「Step 2: Download and Set Up MinGW Installation Manager」に画面は移り、ネットから必要なパッケージがダウンロードされます。
2017y10m21d_143143503.png
「Details」欄に「installation database updated」と記載されたら、画面下部の「Continue」ボタンを押下します。
すると新しい画面「MinGW Installation Manager」が起動します。
2017y10m21d_143531656.png
次に、この画面の左側の「BasicSetup」を選択して、左側のPackageに「mingw-developer-toolkit」「mingw32-base」「msys-base」の3つを選びます。
2017y10m21d_143703212.png
次に、追加のパッケージを選びます。
画面左側で「All Packages」->「MSYS」を選び、左側のPackagesで「msys-gcc」、Classで「bin」のパッケージを選びます
2017y10m21d_144118767.png
以上の操作が終わったら、メニューの「Installation」から「Apply Changes」を選び、
2017y10m21d_144429563.png
表示された「Schedule of Pending Actions」画面で「Apply」ボタンを押下して、選択したパッケージをインストールさせます。
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Install Curl

まず「c:\Tools」を掘る。
https://dl.uxnr.de/build/curl/curl_winssl_msys2_mingw64_stc/curl-7.53.1/curl-7.53.1.zip
を押下してcurlを取得する。
zipファイルを展開して、その中にある「curl-7.53.1\src\curl.exe」の「curl.exe」を「c:\Tools」にコピーします
2017y10m21d_145859315.png
そして、PATH環境変数にこの「C:\Tools」を加えます。
「スタート」->「コントロールパネル」->「システム」と「システム」を起動させ、左側の「システム詳細設定」リンクを押下します
2017y10m21d_150158341.png
表示された「システムのプロパティ」画面で、「詳細設定」タブから「環境変数...」ボタンを押下します。
画面下方の「システム環境変数」のPATH変数を選択して、「編集...」ボタンを押下します。
2017y10m21d_150440865.png
表示された「システム編集の編集」において、変数値の最後に「;C:\Tools」を追加して、「OK」ボタンを押下します。
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その後も「OK」ボタンを押下して、「システムのプロパティ」画面を閉じます

Install Unzip

「C:\MinGW\msys\1.0」フォルダにある「msys.bat」をダブルクリックします
2017y10m21d_151127770.png
すると、「MINGW32」ターミナルが起動します。その中で「mingw-get.exe install msys-unzi」と入力してリターンキーを押下します
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すると、ネット経由で「C:\MinGW\msys\1.0」にunzipコマンドがインストールされます。
そして、「C:\MinGW\msys\1.0\bin」にある「unzip.exe」と「msys-1.0.dll」を共に「C:\Tools」へコピーします

Install SVN

TortoiseSVNを取得します。取得先は「http://strawberryperl.com/download/5.24.2.1/strawberry-perl-5.24.2.1-64bit.msi
取得したファイルは「TortoiseSVN-1.9.6.27867-x64-svn-1.9.6.msi」となった。このmsiファイルを起動させます。
インストールウイザードが実行されます。「Next」ボタンを押下してパッケージ選択画面にて、
「TortoiseSVN」ノードをクリックして、プルダウンから「Entire feature will be installed on local hard drive」を選びます。
2017y10m21d_152530043.png
要はすべてインストールって言う意味です
選択後、「Next」ボタンを押下して、確認画面で「Install」ボタンを押下して完了させます

Install Perl

Perlをインストールします。取得先は「http://strawberryperl.com/download/5.24.2.1/strawberry-perl-5.24.2.1-64bit.msi」です。
取得したファイルは「strawberry-perl-5.24.2.1-64bit.msi」となります。このmsiファイルを起動させます。
「Next」ボタンを押下し続けてインストールを完了させます。特段調整は不要みたいです。
インストール先は、「C:\Strawberry」となります。
インストール後に、管理者権限でインストールしているのなら、そのままコマンドプロンプトを起動させ
「cpanm -f -n Module::Install」
を実行させます。
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Install CMake

CMakeをインストールします。取得先は「https://cmake.org/files/v3.8/cmake-3.8.2-win64-x64.msi」です。
取得したファイルは「cmake-3.8.2-win64-x64.msi」になります。このmsiパッケージを起動させます。
「Next」ボタンを押下し続けて、「Choose options for installing Cmake 3.8.2」画面にて
「Add Cmake to the system PATH for all users」を有効にして「Next」ボタンを押下します。
2017y10m21d_154925607.png
他の設定は規定のままでインストールを完了させます。

Install VC++ 2008 Express Edition

参照先のURLをクリックすると「VS2008ExpressENUX1397868.iso」が取得されます。英語版です。
日本語版も入手可能のようで「VS2008ExpressWithSP1JPNX1504866.iso」というファイル名で取得可能みたいです。
このisoファイルを「Virtual CloneDrive」とかでマウントしてインストーラーを起動させます。
ここでは「VisualC++2008」を選択してインストールします
2017y10m31d_234245545.png
*途中聞かれる「Microsoft Silverlight Runtime」「Microsoft SQL Server 2008 Express Edition(x64)」らは選択しなくてもいい

Install Windows SDK 7.0

参照先には「.Net Framework version 4.0.30319」をインストールせよといわれるが、日本語版の「Microsoft VisualC++ 2008 Express Edition SP1」をインストールするとどうやら「.Net Framework version 4.0.30319」もインストールされるみたい。
なのでここでは「Windows SDK 7.0」のみをインストールします。

参照先のURLをクリックして「https://www.microsoft.com/en-in/download/details.aspx?id=3138
ファイル「winsdk_web.exe」を入手します。これをダブルクリックすると、
「Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 3.5 SP1」のインストーラーが起動します。
2017y10m21d_195922107.png
別段 .Net4.0.30319が必要なアプリに見えないのだが....

ライセンスに承諾なら「I agree」を選択して「Next」ボタンを押下して、インストール先を設定します。規定で構わないかな。
次にインストールパッケージの選択画面で「Developer Tools」以下を全て選択する。そして「Next」ボタンを押下します
2017y10m21d_200234147.png

確認コマンドで参照先は「call "%ProgramFiles%\Microsoft SDKs\Windows\v7.0\Bin\SetEnv.cmd" /x64 /Release」とあるが、
これを実行すると

The x64 compilers are not currently installed.
Please go to Add/Remove Programs to update your installation.
.
Setting SDK environment relative to C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.0
.
指定されたバッチ ラベルが見つかりません - Set_x64
 
C:\Users\Administrator>

と表示されてしまう。「SetEnv.cmd」の中身を見ると、どうやら「/win7」とかを入れる必要があるみたいで、
「win7」を追加すると

The x64 compilers are not currently installed.
Please go to Add/Remove Programs to update your installation.
.
Setting SDK environment relative to C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.0
.
Targeting Windows 7 x64 RELEASE
 
********************************************************************************
**
WARNING: The VC++ Compiler Toolset is not using Windows SDK v7.0. To use Windows
 
SDK v7.0 use 'WindowsSdkVer.exe -version:v7.0', or alternatively you can pass th
e
'/useenv' switch to vcbuild.exe to use the Windows SDK v7.0 on a per project
basis.
********************************************************************************
**
 
C:\Users\Administrator>

っと一見よさげに見えるのだが、「The x64 compilers are not currently installed.」とある。再び「SetEnv.cmd」よ読むと
「"%VCTools%\amd64\cl.exe"」
の存在が求められるが、%VCTOOLs%は「"VCTools=%VCINSTALLDIR%Bin"」で定義され「%VCINSTALLDIR%」は
「"VCINSTALLDIR=%ProgramFiles(x86)%\Microsoft Visual Studio 10.0\VC\"」
とある。
「Visual Studio 2008」は「Microsoft Visual Studio 9.0」で
「Visual Studio 2010」が「Microsoft Visual Studio 10.0」である。なら「VC++ 2010 Express Edition」をインストールすべきなのでは?と思ってしまう。

Install Wix Toolset v3.11

指定されたurlをクリックすると「wix311.exe」がダウンロードされる。
これをダブルクリックすると下記のような画面が表示される。
2017y11m01d_092710770.png
ここで、中段の「Install」を押下するとインストールが開始される。
中段のイメージに「Complete」と表示されたら完了で、「Exit」アイコンを押下します
2017y11m01d_092917255.png
インストール先は「C:\Program Files (x86)\WiX Toolset v3.11」です

次に「システム環境変数」のPATH変数にWixToolsetのPATH「;C:\Program Files (x86)\WiX Toolset v3.11\bin」を加えます
2017y11m01d_093454403.png

Install Python2.7 (Optional)

指定されたurlをクリックすると「python-2.7.13.msi」がダウンロードされる
これをダブルクリックしてインストールウイザードを表示させる。
インストール先は「C:\Python27」として「Next」ボタンを押下
インストール対象品は「Python」ノードを右クリックして「Entire feature will be installed on local hard drive」を選びます
すべてインストールと言う意味です
2017y11m01d_094141669.png
そして、「Next」ボタンを押下します。するとインストールが開始されます。
完了して「Finish」ボタンを押下します

Get PBSPro source

「C:\Users\pbsbuild\builds」フォルダを作成します
指定されたURL(https://github.com/PBSPro/pbspro/tree/master)を訪れて、右端の「Clone or download」プルダウンを押下して
そこから「Download ZIP」を押下します
2017y11m01d_094852703.png

すると、「pbspro-master.zip」がダウンロードされます。これを展開して中身の「pbspro-master」フォルダを「pbspro」に変更して
「C:\Users\pbsbuild\builds\」に配置します。
2017y11m01d_095515368.png

Build PBSPro

ここでようやくBuildです

コマンドプロンプトを立ち上げて、PBSProのソース配置現場へ移動します

Microsoft Windows [Version 6.1.7601]
Copyright (c) 2009 Microsoft Corporation.  All rights reserved.
 
C:\Users\Administrator>cd C:\Users\pbsbuild\builds\pbspro
 
C:\Users\pbsbuild\builds\pbspro>

そして、「call .appveyor\appveyor_helper.bat」を起動します
参照先にあるHTTP_PROXY、HTTPS_PROXYの定義は不要な環境なのでパス. pythonのbuildは既に「python-2.7.13.msi」をインストールしたので不要

C:\Users\pbsbuild\builds\pbspro>call .appveyor\appveyor_helper.bat
10:56:49.81 - build_libedit.bat: started
10:56:50.88 - build_libical.bat: started
10:56:51.90 - build_pgsql.bat: started
10:56:52.91 - build_python.bat: started
10:57:10.15 - build_libedit.bat: finished
10:57:10.15 - build_ssl.bat: started
10:57:35.50 - build_libical.bat: finished
10:57:35.50 - build_swig.bat: started
11:01:44.38 - build_swig.bat: finished
11:01:44.38 - build_tcltk.bat: started
11:04:04.66 - build_ssl.bat: finished
11:04:29.05 - build_tcltk.bat: finished
11:04:41.22 - build_pgsql.bat: finished
11:22:58.26 - build_python.bat: finished
 
C:\Users\pbsbuild\builds\pbspro>

次に「call "%VS90COMNTOOLS%vsvars32.bat"」を実行してVS2008をセットアップ

C:\Users\pbsbuild\builds\pbspro>call "%VS90COMNTOOLS%vsvars32.bat"
Setting environment for using Microsoft Visual Studio 2008 x86 tools.
 
C:\Users\pbsbuild\builds\pbspro>

そうしてbuild開始

C:\Users\pbsbuild\builds\pbspro>vcbuild win_configure\pbs_windows_VS2008.sln "Release|Win32"
 :
 :
コードを生成中...
リンクしています...
マニフェストを埋め込んでいます...
ビルドログは "file://c:\Users\pbsbuild\builds\win_build\src\resmom\Release\BuildLog.htm" に保存されました。
resmom - エラー 0、警告 183
 
ビルドの完了: 75 個のプロジェクトが成功し、0 個のプロジェクトが失敗し、2 個のプロジェクトがスキップされました
 
C:\Users\pbsbuild\builds\pbspro>

で完了みたい

次に「MSI Installer」を作成します

C:\Users\pbsbuild\builds\pbspro>call .appveyor\generate_installer.bat

これで「C:\Users\pbsbuild\builds\pbspro\win_configure\msi\wix」に msi ファイルが作られます
2017y11m01d_121333499.png


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Last-modified: 2017-11-01 (水) 12:14:24 (41d)