perlで使いたい追加のモジュールをダウンロードしてコンパイル(perl Makefile.PL; make)、テスト(make test)、インストール(make install)を行うのを
一通り簡単に行ってくれるもの。便利。
■インストール
まず、yumで必要なものをインストール
yum install perl-CPAN perl-YAML
その後、
[root@c3 ~]# perl -MCPAN -e shell
としてcpanプロンプトを使おうとすると、自動的に設定モードに入ります。
基本、リターンキーで十分。導入するモジュールをどのサイトから頂きますかと聞かれる所で、asia/japan/ftp.riken.jpを選ぶくらいかと
一度設定した内容を再度作り直したいときは、/usr/share/perl5/CPAN/Config.pmを削除すればいいみたい。
CPAN自体も各種モジュールを使っているので、それらを最新版にするには
cpan> install Bundle::CPAN
とします。
途中、これはインストールしますか?と何度も問われるが、構わずそのままリターン(yes)で続けます。
これでCPANの設定は完了。
実際に使ってみる。
例えばモジュールTest::Podをインストールしたければ、
# cpan cpan> install Test::Pod
とすればモジュールのダウンロード(wget)、コンパイル(perl Makefile.PL)、テスト(make test)、インストール(make install)がすべて自動で行ってくれます。
一応yum installでもある程度のcpanモジュールは入れられるのですが、数が少ない。
目的のperl-moduleを使いたい場合、そのコンパイルに必要なモジュールをさらにダウンロード/インストールとか
再帰的に繰り返されるいらぬ手間を減らしてくれるものです。