pt2が搭載されたLinuxPCにはカードリーダデバイスが接続され、そこにB-CASカードが入っている
このカード情報を他のPCでも使えるようにするのが BonCasLink

ここではB-CASカードを認識するサーバ側を LinuxPC 、サーバによって共有化されたB-CASカードを利用するクライアント側をwindowsPCとします

サーバ側

B-CASカードを共有化するツール bcs-perl をインストールします
本家 https://github.com/walkure/bcs-perl

まずは入手。gitで手に入れます

[root@s ~]# cd /opt
[root@s opt]# git clone https://github.com/walkure/bcs-perl

ものはperlスクリプトです。ただしファイルの改行コードがwindows向けのCRLF形式で、Linuxではそのままでは動きません

[root@s opt]# cd bcs-perl/
[root@s bcs-perl]#
[root@s bcs-perl]# ./bcs-perl.pl
: そのようなファイルやディレクトリはありません
[root@s bcs-perl]#

なので調整します。

[root@s bcs-perl]# sed -i "s/\r$//g" bcs-perl.pl

これでLinuxでも稼動します。
実際に動かすと

[root@s bcs-perl]# ./bcs-perl.pl
Cannot open PCSC card:Unknown reader specified.
[root@s bcs-perl]#

といわれるが、これは bcs-perl.pl$selected_readerパラメータの修正が必要なことを意味する。
修正方法は、pt2にてカードリーダデバイスの調整が済んでいれば

[root@s bcs-perl]# ./bcs-perl.pl list
>>List of PC/SC card reader
NTT Communications Corp. SCR3310-NTTCom USB SmartCard Reader [Vendor Interface] 00 00
>>EOL
[root@s bcs-perl]#

と表記され、このNTT Communications Corp. SCR3310-NTTCom USB SmartCard Reader [Vendor Interface] 00 00$selected_readerの値とさせる

直接 vi で bcs-perl.pl を編集します

[root@s bcs-perl]# vi ./bcs-perl.pl
 :
#my $selected_reader = 'SCM SCR 3310 NTTCom [Vendor Interface] (21120651345180) 00 00';
my $selected_reader = 'NTT Communications Corp. SCR3310-NTTCom USB SmartCard Reader [Vendor Interface] 00 00';
#listen port
my $listen_port     = 6900;
 :
[root@s bcs-perl]#

そして、bcs-perl.pl を起動させる

[root@s bcs-perl]# ./bcs-perl.pl
>>Reader:NTT Communications Corp. SCR3310-NTTCom USB SmartCard Reader [Vendor Interface] 00 00
>>Card Status:[Card Present][Powered][Ready for PTS]
>>Card Ver:2
>>Card Manufacture ID:M
>>Card ID: 0000 3207 3736 8540 5423
>>Begin Listening(0.0.0.0:6900).....
 :
 :

成功。これはデーモンとしてバックグラウンドで動かすようにすれば宜しいかと

[root@s bcs-perl]# /opt/bcs-perl/bcs-perl.pl > /dev/null &

こんな感じで。
LinuxPC起動時にこれを動かすようにするには

[root@s bcs-perl]# chmod +x /etc/rc.d/rc.local
[root@s bcs-perl]# echo "/opt/bcs-perl/bcs-perl.pl > /dev/null &" >> /etc/rc.d/rc.local

とかで宜しいかと *試していないけど...

クライアント側

google先生に「BonCasLink」とかで検索して「BonCasLink Ver.1.10」を探して入手してください。
*くれぐれもウイルスにはご注意

入手したzipファイルには下図のようなファイルが入っている
2017y01m02d_021043909.png
これを C:\Program Files (x86)\BonCasLink とかに配置する。
クライアントとして使うのは「BonCasProxy.exe」でこれをダブルクリックして起動するとwindowsPCの画面右下の「通知領域」にB-CASカードの形のアイコンが表示される
2017y01m02d_021543882.png

このアイコンを右クリックして表示されるメニューから「クライアントの設定」を選ぶ
2017y01m02d_022016634.png
表示された「BonCasProxy Ver.1.00」画面で
IPアドレスは、bcs-perl.pl を動かしているサーバのIPアドレスを記載
TCPポートは、bcs-perl.pl で定めているポート番号を記載する。既定は 6900 である
この2つを設定して「OK」ボタンを押下する
2017y01m02d_022233124.png

これで設定は完了


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Last-modified: 2017-01-02 (月) 10:36:18 (1387d)