pt2を搭載したLinuxPC(CentOS 7)がある。
これを経由してwindowsPC上のTVTestでストリーミング視聴を試みた。

ここでは中継役にBonDriverProxy_Linuxを使ってます

BonDriverProxy_Linux

pt2を搭載したLinuxPC(CentOS 7)上で作業します
BonDriverProxy_Linuxは、https://github.com/sudosan/BonDriverProxy_Linuxからgitで入手します

[root@s ~]# cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 7.3.1611 (Core)
[root@s ~]#
[root@s ~]# cd /opt/
[root@s opt]# git clone https://github.com/sudosan/BonDriverProxy_Linux
Cloning into 'BonDriverProxy_Linux'...
remote: Counting objects: 474, done.
remote: Total 474 (delta 0), reused 0 (delta 0), pack-reused 474
Receiving objects: 100% (474/474), 412.26 KiB | 265.00 KiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (322/322), done.
 
[root@s opt]#

まずは中継用デーモン BonDriverProxy を作ります

[root@s opt]# cd BonDriverProxy_Linux/
 
[root@s BonDriverProxy_Linux]# make server
g++ -Wall -pthread -O2 -DLINUX -DNDEBUG  -c -o BonDriverProxy.o BonDriverProxy.cpp
g++ -Wall -pthread -O2 -rdynamic -o BonDriverProxy BonDriverProxy.o -ldl
 
[root@s BonDriverProxy_Linux]#

次に、chardev向けライブラリの雛形を作成します

[root@s BonDriverProxy_Linux]# make driver

これで chardev向けのドライバ BonDriver_LinuxPT.so が得られます。
*同時にDVB向けの BonDriver_DVB.so も得られます

pt2が一枚なら、地上波で2口(pt1video2,pt1video3)、衛星で2口(pt1video0,pt1video1)の合計4つのデバイスがある
ここでは地上波2口向けのライブラリを用意する。

っと言っても単にコピーするだけである。

[root@s BonDriverProxy_Linux]# cp BonDriver_LinuxPT.so   BonDriver_LinuxPT2-T1.so    <-- 地上波 /dev/pt1video2 として
[root@s BonDriverProxy_Linux]# cp BonDriver_LinuxPT.so   BonDriver_LinuxPT2-T2.so    <-- 地上波 /dev/pt1video3 として

そしてこれらに対応する設定ファイルを用意します

[root@s BonDriverProxy_Linux]# cp BonDriver_LinuxPT.conf   BonDriver_LinuxPT2-T1.so.conf
[root@s BonDriverProxy_Linux]# cp BonDriver_LinuxPT.conf   BonDriver_LinuxPT2-T2.so.conf

この段階でファイルのリストは下記のようになる

[root@s BonDriverProxy_Linux]# ls -l BonDriver_LinuxPT2-T*
-rwxr-xr-x 1 root root 48848  1月  1 01:57 BonDriver_LinuxPT2-T1.so
-rw-r--r-- 1 root root  2445  1月  1 01:57 BonDriver_LinuxPT2-T1.so.conf
-rwxr-xr-x 1 root root 48848  1月  1 01:57 BonDriver_LinuxPT2-T2.so
-rw-r--r-- 1 root root  2445  1月  1 01:57 BonDriver_LinuxPT2-T2.so.conf
[root@s BonDriverProxy_Linux]#

設定ファイルの中身の一行目に対応するデバイスを記載する箇所があり、そこを修正する

[root@s BonDriverProxy_Linux]# vi BonDriver_LinuxPT2-T1.so.conf
#DEVICE=/dev/pt1video2       *「pt3video0」から変更
 :
 :
[root@s BonDriverProxy_Linux]# vi BonDriver_LinuxPT2-T2.so.conf
#DEVICE=/dev/pt1video3       *「pt3video0」から変更
 :
 :
[root@s BonDriverProxy_Linux]#

これでライブラリとその設定ファイルが完了した。

サーバ側の最後の仕事として BonDriverProxy のデーモンを起動します。pt2を搭載したLinuxPCのIPアドレスは 192.168.0.7 なので

[root@s BonDriverProxy_Linux]# ./BonDriverProxy 192.168.0.7 1192

とします。1192はポート番号です。

これを起動時に稼動させるには

[root@s BonDriverProxy_Linux]# chmod +x /etc/rc.d/rc.local
[root@s BonDriverProxy_Linux]# echo "/opt/BonDriverProxy_Linux/BonDriverProxy 192.168.0.7 1192" >> /etc/rc.d/rc.local

とします。*試していないけど...

TVTest

次にクライアントとなるwindows側でのお話。
まずはTVTestを入手します。オフィシャルが分からないのでgoogle先生に問い合わせて入手してください。
こちらではwindows7(64bit)環境で TVTest(TVTest_0.7.23)を入手した。
zipファイルを展開して、「C:\Program Files (x86)\TVTest」に配置。
*このTVTestの起動にはMicrosoftVisualC++2015Redistributable(x86)が必要でした

BonDriverProxy.dll

TVTestとBonDriverProxy_Linuxを繋ぐためにTVTest側にはBonDriverProxy.dllが必要です。
BonDriverProxy.dllのソースは「https://github.com/u-n-k-n-o-w-n/BonDriverProxy」にて入手可能です。コンパイル済みバイナリはgoogle先生にお問い合わせください。

作った、もしくはダウンロードした BonDriver_Proxy.dll を TVTest のフォルダにコピーします。

そして、このTVTestフォルダの中で、BonDriver_Proxy.dllをコピー元として
BonDriver_Proxy_T1.dll
BonDriver_Proxy_T2.dll
なるコピーを作ります。
&ref(): File not found: "2017y01m01d_024522455.png" at page "pt2/BonDriverProxy_Linux";

次に、このdllに対する設定ファイルを作る。拡張子をdllからiniに変えたファイルを用意します。
中身はBonDriver_Proxy_T1.dllなら

[OPTION]
ADDRESS=192.168.0.7                                            *BonDriverProxyデーモンが稼動しているサーバ
PORT=1192                                                      *BonDriverProxyの稼動の際に指定したポート番号
BONDRIVER=/opt/BonDriverProxy_Linux/BonDriver_LinuxPT2-T1.so
CHANNEL_LOCK=0

BonDriver_Proxy_T2.dllなら

[OPTION]
ADDRESS=192.168.0.7
PORT=1192
BONDRIVER=/opt/BonDriverProxy_Linux/BonDriver_LinuxPT2-T2.so
CHANNEL_LOCK=0

とします
フォルダの中身は
2017y01m01d_024704758.png
となる。

MPEG-2デコーダフィルタ

windowsOSで提供されているデコーダ「Microsoft DTV-DVD Video Decoder」だとTVTestを起動すると下図が表記された。
2017y01m01d_195152981.png
OS提供のデコーダではエラーになるので別のMPEG-2デコーダフィルタとして「Dscaler MPEG Filters」を導入する
入手先は DScaler MPEG Filters 0.0.8
ダウンロードしたファイル(DScaler-5008.zip)を展開して、中にあるインストーラー「DScaler5008.exe」を実行して
デコーダ「DScaler Mpeg2 Video Decoder」をインストールします

TVTest設定

TVTestを起動させたいwindowsPCにてBonCasLinkの「BonCasProxy.exe」を起動します。
(「クライアントの設定」は既に完了させておく)

次に「TVTest」を起動させます。「TVTest」画面から右クリックで「設定...」を選択して、左ペインの「一般」を選択します。
ここで
「デフォルトのBonDriver」は、「指定したBonDriver」を有効にして、「...」をクリックしてファイル選択画面から「C:\Program Files (x86)\TVTest\BonDriver_Proxy_T1.dll」を選ぶ
「デコーダ」は、「DScaler Mpeg2 Video Decoder」
「レンダラ」は、「EVR」
「カードリーダ」は、「スマートカードリーダ」
とします。
2017y01m02d_112141881.png
設定が完了したら、一度「TVTest」を終了します。

そして再度 TVTest.exe を起動します。これで視聴可能になるかと

TVTestの使い方は他のサイトをご参照ください


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Last-modified: 2017-01-02 (月) 11:38:09 (1392d)