QNAPには内部にコンテナを納めることができます。
dockerやLXDです。
ここではQNAPの LXDコンテナ でrockylinux9を作ってみたいと思います。
系譜としては Incus の親かな
QNAPのAppCenterには様々なアプリが用意されています。
その中に「Container Station」があります。これをまずインストールします。

起動すると下記のような画面が表示されます

左縦メニューの「コンテナ」を選びます。そしてその右側で「作成」ボタンを押下します

「作成」ボタンを押下して、「イメージの選択」で
モードは「詳細モード」
イメージの種類は「LXDイメージ」
イメージは「rockylinux:9」
として画面下部の「次へ」を押下します

次の「コンテナの設定」画面で、
コンテナの名前を「slurm-manager」
設定の自動起動ポリシーは「常時」
とします

そして、詳細設定のリンクを押下して、
ネットワークのネットワークモードは「カスタム」の「Bridge」を選択して
インターフェースは外部に繋がっているnicを指定します。
あとのストレージ、ランタイム、リソースはそのままでokです。これで画面下部の適用を押下します

もとの「コンテナの設定」画面に戻りまして、「次へ」を押下します

最後「要約」の画面で一通りの設定内容を確認して、「完了」ボタンを押下します

バックグランド処理で、コンテナが作成されて

完了すると作ったコンテナがリストに並んで、稼働中になります

Container Stationの「コンテナ」を開き、作ったコンテナ「slurm-manager」をクリックするとその詳細が表示されます

IPアドレスが、DHCPで確保されていることが分かります。
ここで「ターミナルをアタッチ」タブに行くと、コンテナのコンソールにアクセスできます

Rocky Linux 9.6 (Blue Onyx)
Kernel 5.10.60-qnap on x86_64
slurm-manager login:と表示されて、kernelがQNAP側で調整したもの見たいですね. ここでではコンテナにログインとなるのですが、rootのパスワードは作っていないので入れません。
rootのパスワードの設定はQNAP自体に SSH でログインして設定します。
[saber@c ~]$ ssh -l supervisor qnap
supervisor@qnap's password:
(メニューから Quit を選びシェル環境にします)
[~] #
[~] # lxc exec slurm-manager -- bash <-- コンテナ slurm-manager に bash で入ります
[root@slurm-manager ~]#
Rocky Linux release 9.6 (Blue Onyx)
[root@slurm-manager ~]# lscpu
:
Model name: Intel(R) Pentium(R) Gold G5400T CPU @ 3.10GHz <-- qnapのCPU
:
[root@slurm-manager ~]# passwd <-- passwdでコンテナslurm-managerのrootパスワードを定義します
Changing password for user root.
New password:
Retype new password:
passwd: all authentication tokens updated successfully.
[root@slurm-manager ~]#
[root@slurm-manager ~]# exit
exit
[~] # exit
logout
Connection to qnap closed.
[saber@c ~]$これで「ターミナルをアタッチ」タブからrootでログインが可能で、設定次第ですが、ネットワークからもアクセス可能になります。

あとはdnfで目的のコンテナに仕立てるとかします
SELinuxは無効でした。firewalldも無効でした.
コンテナ内でのストレージサイズは、QNAPのサイズと同じで、残量もQANPの残量と同じ。
動作は極めて軽い. さすがコンテナ.