別にsambaな内容ではないのだが、ディスクトップに表示されるフォルダ名について
日本語環境なディスクトップ環境でログインすると、ご丁寧にホームディレクトリーに
多数の「日本語フォルダ」を作成してくれます。だが、リモートからの
接続が専らだとこの「日本語フォルダ」は面倒でなりません。
ディスクトップの環境は「日本語」のままで、作られるフォルダの名称を「英語」にするには
1. 言語環境に合わせてフォルダ名称を変更するプログラムの停止
2. 目的の言語のフォルダ名に変更
を経る必要がある。
ディスクトップ環境にログインして、
CentOS7だと「アプリケーション」->「システムツール」->「自動起動するアプリケーション」を開く
そして、開いた「自動起動するアプリケーションの設定」画面から「ユーザー・フォルダーの更新」を無効にします。
「閉じる」ボタンを押下します。
以上で使用する言語に問わず、現在用意されたディスクトップ環境向けのフォルダ名称は変更されなくなりました。
次に、ディスクトップ環境向けのフォルダ名称を目的の言語「英語」に変更します。
使用するコマンドは/usr/bin/xdg-user-dirs-gtk-updateです。
ターミナルを立ち上げて、LANG環境変数を沿えてこのコマンドに実行します。英語環境にするのであれば、LANG=Cを載せて
[saber@c105 ~]$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
と実行します。すると下記画面が表示され、「Update Names」ボタンを押下します。
これでディスクトップ環境向けのフォルダ名称は全て「英語」名称に変更されます。
*コマンドラインベースの/usr/bin/xdg-user-dirs-updateもありますが、X環境で使用するとオリジナルの日本語フォルダが残ります
なのでX環境ではないリモートからのターミナルで実行して下さい
まあ、今回はこれが作りたかっただけなのだが、Linuxディスクトップ環境と、MacOSX環境を統合した場合のホームディレクトリ内フォルダの名称関係を下記に示す。
windowsは、フォルダリダイレクトを通じて、/home/<ユーザ名>/profile/<マシン名>/Desktopなど設計が自由です。
CentOS7(日本語) | CentOS7(英語) | MacOSX ファイルシステム | MacOSX 画面表記 | 備考 |
ダウンロード | Downloads | Downloads | ダウンロード | 同名称 |
テンプレート | Templates | |||
Library | ライブラリ | |||
デスクトップ | Desktop | Desktop | デスクトップ | 同名称 |
ドキュメント | Documents | Documents | 書類 | 英語名称同 |
ビデオ | Videos | |||
Movies | ムービー | |||
音楽 | Music | Music | ミュージック | 英語名称同 |
画像 | Pictures | Pictures | ピクチャ | 英語名称同 |
公開 | Public | Public | 英語名称同 |
gsettings list-schemas