samba-4.2からwindowsエキスプローラ―のプロパティーでファイル/フォルダの「圧縮」を選べることができる
特段意識することなしにファイルを置くと、裏側で自動的に圧縮を行い、サイズを小さくしてくれる。
要件としては、使用するフォルダがbtrfsファイルシステムであって、適切な設定が施されている事
*btrfsのmountオプションには透過的ファイル圧縮を有効にするパラメーターがある。
*btrfsのmount時オプションで透過圧縮させ、さらにsamba-4.2で圧縮されるの?良くわからないがホンネである。でも使えればそれでいい
/exportをbtrfsでフォーマットして、既にmountして使用中である
[root@c ~]#df -Th /export
ファイルシス タイプ サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/sda5 btrfs 45G 34G 11G 76% /export
[root@c ~]#
[root@c ~]# grep export /etc/fstab
UUID=db15bb4b-7278-478d-b515-e246df1bba85 /export btrfs rw,compress=lzo 1 0
[root@c ~]#
[root@c ~]# mount | grep export
/dev/sda5 on /export type btrfs (rw,relatime,compress=lzo,space_cache)
[root@c ~]#
「/opt/samba/etc/smb.conf」にて[export]は、主にOS CDROMのisoイメージフォルダの置き場所として利用している
[export]
path = /export
writable = no
vfs objects = shadow_copy2
shadow: snapdir = /export/.snap/
shadow: basedir = /export
この段階で、エキスプローラ―のプロパティーを開くと
となって、この中のファイル「CentOS-6.6-x86_64-minimal.iso」のプロパティーを右クリックで開くと
と表示される。
注目の場所は、画面下の「属性」欄である。
ここで「/opt/samba/etc/smb.conf」の[export]に vfs objects = btrfsを加え、sambaを再読み込みさせる。
[export]
path = /export
writable = no
vfs objects = shadow_copy2
shadow: snapdir = /export/.snap/
shadow: basedir = /export
vfs objects = btrfs *これを追加する
すると同じ場所でのプロパティーに変化が生じる。
さらに、「詳細設定...」ボタンをクリックすると、下記のような画面が生じる
ファイルを順次圧縮してHDDの容量確保に使われる模様。